宗教者さんも知っておいて欲しい「相続土地国庫帰属制度のお話」17

今回は、「相続土地国庫帰属制度」の審査手数料について詳しくご紹介します。

●審査手数料に関する基本情報●

<なぜ手数料は返還されないのか>  

手数料は審査にかかる費用を賄うためのものです。審査では書類確認や現地調査、関連機関との情報交換など多くの作業が含まれます。一度審査が始まるとこれらのコストが発生するため、返金はできません。

<少しだけ土地を試しに申請する方法>

周辺に多数の土地がある場合でも、1筆だけを先に申請して結果を見てから判断することが可能です。この方法を使うと、大量の手数料を一度に支払うリスクを減らせます。

<使えない収入印紙について>

登記申請を取り下げた際に再利用の証明が付いた収入印紙は、登記専用です。国庫帰属制度の申請には使用できないのでご注意ください。

<収入印紙の購入場所>

収入印紙は法務局や地方法務局の窓口(一部を除く)で購入できます。また、郵便局でも手に入れることが可能です。

*続きはまた次回*

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注意:本サイトでは、執筆段階での内容をお伝えしております。今後変更される可能性がありますので参考にご覧いただき、正しくは法務省ホームページをご覧ください。また、当協会はこの記事で発生した損害等について、故意又は重過失がある場合を除き、一切の責任を負わないものとします。

*法務省「相続土地国庫帰属制度について」
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00454.html

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