【宗教者も要チェック】不動産取引に関する新たなサービス形態⑧-住宅のリースバックとは?-

今回は、国交省が啓発している「住宅のリースバック」について、宗教者の皆様にご説明します。

住宅のリースバックは、柔軟な住み替えや資金確保の手段として有効です。 でも、「買い戻せると思っていたのにできなかった」「数年で生活が苦しくなった」──そんな事態を防ぐには、契約前の確認が不可欠です。

●住宅のリースバックとは●

家を売却して現金を得たあとも、毎月家賃を払うことで、同じ家に住み続けられる仕組みです。 高齢者施設への住み替えや、住宅ローンの返済、離婚などの生活変化に対応する手段として注目されています。

●国の方針でも●
「健全なリースバックの普及」が位置づけられています(住生活基本計画/令和3年)。 しかし、契約トラブルの相談件数は増加傾向。 2024年11月時点で、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク)には「リースバック」に関する相談が多数登録されています。

●実際に寄せられた相談事例(抜粋)●
・売却価格が相場より安すぎ、家賃が高すぎる
・契約後に「買い戻しできない」と言われた
・修繕費は買主負担と説明されたが、契約書では売主負担
・退去後に高額な原状回復費用を請求された
 ・契約内容をよく理解しないまま契約してしまった

*続きはまた次回*

★当協会には高度な不動産コンサル知識を有する専門家が在籍しています。宗教施設など不動産に関するお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

・参考サイト:国土交通省 不動産・建設経済局 不動産業課 令和7年2月
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001885858.pdf

*注意:本サイトでは、執筆段階での内容をお伝えしております。今後変更される可能性がありますので参考にご覧ください。また、当協会はこの記事で発生した損害等について、故意又は重過失がある場合を除き、一切の責任を負わないものとします。

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