宗教活動を行う上での「保険料の法則・原則」をご存知ですか?基礎知識⑧

宗教者の皆様にもぜひ「保険の基本的な仕組み」を知って頂きたく、保険の基礎知識等に関するお話をシリーズでご紹介しています。今日も前回の続きです。

保険料の計算には、法則・原則があります。

大数の法則

「大数の法則」とは、少しのデータでは見えない法則でも、多くのデータを集めることでわかるという考え方です。

大数の法則は、人の生死に関する予測にも使われます。例えば、一人ひとりがいつ亡くなるかは予測できません。でも、多くの人のデータを集めることで、年齢や性別ごとの死亡率を計算し、まとめられます。これによって「生命表」という表を作成し、保険会社は将来のリスクを予測できます。

収支相等の原則

負担を平等にするための考え方です。保険では、集めた 保険料(収入)と支払う保険金・給付金(支出)のバランスを取ることが大切です。これを「収支相等の原則」といいます。

例えば、以下のような計算になります。

「1人当たりの保険料 × 契約者数 = 1人当たりの保険金 × 死亡者数」

保険料が少なすぎると、万が一のときに支払うお金が足りなくなります。逆に多すぎると、契約者の負担が大きくなりすぎます。このバランスを取ることで、保険制度は成り立っています。

公平の原則

リスクに応じて公平にする考え方です。

保険に入る人のリスクはそれぞれ違います。だからこそ、みんなが同じ保険料ではなく、リスクに応じた保険料を支払うように決められています。これを 「公平の原則(給付・反対給付均等の原則)」といいます。

例えば、20代の死亡率が低く、30代以降の死亡率が高い場合、保険金の支払いは30代の人に多くなります。このとき、全員が同じ保険料だと、不公平が生じてしまいます。

もしリスクの高い人ばかりが保険に入ると、保険会社の経営が難しくなります。そのため、この原則に基づき、リスクの高低を考慮した保険料が設定されるのです。

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